色んな意味でどうなんでしょう。

 最近割と話題になっている、『僕は妹に恋をする』。あれってどうなんでしょうか?
 原作漫画はしばらく前からちょくちょく書店で見かけてたし、映画の宣伝も何回か見たわけですが、どうなんでしょう、面白いんですかね? アレ。


 自分はしばらく前、どっかの野郎に『知ってた? アイツ妹属性持ちなんだぜ?』とかバラされてしまった訳ですが、一応主張しておくと、別にロリコンでもなければ『おにいちゃん』とか言われて喜ぶ人でもありません。えぇ断じて。『おにいちゃん』が『お兄様』だったり『おにーちゃん』だったり『兄者』だったりしても同じことです。しかしこのレパートリーはどうか。さておき。
 げんしけん斑目も言いました。『血の繋がった妹なんかいらねぇ!』真理です。じゃなくて。
 自分のは、どっちかと言えば、姉がいたせいで年上には興味が無いという感じです。姉じゃなかったら妹。シンプルですね。ってそうじゃなくて。
 ポジショニングの問題です。一つ屋根の下、血の繋がってない兄妹がラブコメ。もう、大爆笑ですよ。だから好きです。あの、真剣に悩みつつどこか間抜けな感じ。なので、自分は正味、妹属性は薄いです。というか全属性が薄いです。
 なので、小説家志望としては一度見ておきたい作品ではありますが、読者・観客としては特に本作に興味が無かったり。


 …………てか、血は? 『僕は妹に恋をする』なのか、『僕は義妹に恋をする』なのか。それが問題です。こう、倫理的にも。
 個人的には義理だったらいいなぁと思います。結局それか。