バイト先+友人との会話

 ある日、パートのおばちゃんとの会話。
「山村くん、彼女おる?」
「いえ、居ませんけど……」
「ふぅん……」
 おばちゃん去る。何だ……?


 おばちゃんと、その2
「山村くん、彼女欲しい?」
「いや、そりゃ欲しいですけど……」
「……(無言)……」
 おばちゃん、去る。……何が……?


 おばちゃんと、その3
「山村くん、彼女いたら喜んで御菓子作るよね?」
「はぁ。まぁ、今日焼いたクッキー(バイト先に持ってった)くらいなら別に誰にでも作りますけど……」
「いや、バイトの女の子で山村くんを狙ってる子がいてさぁー」
「はぁ……?」
「後でメールさせるから映画でも行ってきたら?」
「はぁ…………?」
 おばちゃん、去る。
 ありえねぇ。
 俺が女なら絶対に俺だけは選ばないね!! たとえ世界で男が俺一人でも俺は俺を選ばないね! ていうか俺が女だったらっていう仮定がまず気持ち悪いが!













 担がれたんだと思ってたんですが、その後「あっはっはぁー! 引っかかって携帯きにしてやんのー!」っていうオチもなくこれはマジなのか……?
 とかがあってから早三日過ぎました。

 一日目:メール無し。
 二日目:携帯をバイト先に忘れる。
 三日目:携帯忘れ続行中。


























































 という訳で未だに結果はわかりません。まぁどうでもいいんですが。
 いやだって、バイト先なんつぅ俺が一番猫被ってるところで好かれても、ねぇ?
 気分が悪い。
 死ねって思うね。


 という話を友人にしたらドン引かれました。
 主に「こいつキャラとか作ってたのか……」と「こいつ病気だ……」の二つの理由だと思います。
 病んでない! 俺病んで無いよ! それより女性の好きな部位ベスト3が三位、脇 二位、二の腕 一位、ガムテープ の友人の方がかなり病んでるよ! こいつ俺が冗談で「二の腕にガムテープを張ってゆっくりはがすのがお前にとって最高なんだろう?」って言ったら素で肯定したんだよ!


 まぁさておいて、人に好かれるっていうのはこんなに気分の悪いことなんだなぁと、そんな事を感じた二十一歳の夜。


 むぅ。
 調子乗ってんじゃねぇよこのブタ朗! というレスが付きそうである。