正直あんま書く気せえへんねやけど内輪話とか分かる人以外にはわからないんでもうあえて気にせず電波る。

 今日は何か、うちの長女が帰ってきてる。
 職人の修行から帰って来たのである。嘘だが。


「なあ、これ食べてみ? ホラ、騙されたと思って。甘いんやでこのゴーヤー」
 とか言いながら赤い種を食べていた。オレンジ色の果肉の中の種をついばんでいた。
 こうやって文章で書くと酷く電波っぽい。甘いゴーヤーってなんだ。
 こんなのがうちの姉である。
 ………………。
 …………………………。
 ああ。
 血か。








 ちなみに言っておくと、姉が食べていたのは本当にゴーヤーである。
 ゴーヤーを放置しておくと緑→黄色→オレンジ→赤、という具合に腐って熟していく。
 そして実がはぜると、中から甘い種が出てくるのである。地味な豆知識。
 昔の沖縄人はこれを甘味として楽しんだそうである。
 しかし、見た目グロい。