ハッピーエンド……

これはハッピーエンドじゃないのかなぁ……と書いていて思うことがある。
小説の話だ。
自分は素人の域を出ない単なる物書き志望なんですが、やっぱり悩むことはありまして。
それが、上に書いたとおり。ハッピーエンドについてです。
自分は作品を作る際に一つのテーマから作ることが多いんですが、生憎と歪んだ物大好きの陰欝なひねくれ者なもんで、いまいちテーマが暗い。
例えば『依存と閉じた世界』『端役と嫉妬』『倒錯と羨望』とか。基本的に、下から見上げた小さな世界を構成していく手法です。
そのせいで、みんな幸せハッピーエンドってのが出来ないんですよね。大抵誰かは不幸せになる。それが作風らしいです。他人事かよ。


まぁそんなんなんで、皆のハッピーエンドの変わりに、一人一人の、その人だけのハッピーエンドを用意したいと常々考えています。
しかし、笑って死ねたら幸せなのか?
笑って生きるのが一番幸せなんじゃないのか?


それを考えながら書いてます。
嘘です。
嘘かよ。
いや嘘じゃありませんけども。
ストーリーの中で、「このキャラはこういう選択をするんだろうなぁ」「これはこの道を選ばないと、こいつらしくないよなぁ」そんな風に考えて、キャラを動かすのが好きです。でもそのせいで、テーマに沿った暗い話になります。
一つの言葉から物語を作って、始まるときには終わりが見えている、っていうのが自分の作り方です。今のところは。


ってまあ話がそれましたが。
要は、自分の書いたハッピーエンドは他人にハッピーエンドとして見えるのか……と、まぁ、そういう話で。
要するに、日記のネタが無いんです。