失敗したのでやる気が無いです。

 失敗するまでは完璧主義、失敗した後はすべてがどうでもいい。それが黒い物体クオリティー


 いや……基本的なレシピは間違っちゃ居ないんですがね…………焼時間が……焼時間が………………ッ!!


 とりあえず公開・フォンダンショコラ魔改造
 蝶手間がかかりますが、完成すれば奇跡の三層構造が。


 コンセプト(というかなんというか)はズバリ『トリュフ入ってる!』です。
 普段のフォンダンショコラなら生地→チョコレートの二層ですが、これはトリュフを入れることによって生地→チョコレート→トリュフという三段構造になります。
 というわけでレシピ。


フォンダンショコラ・中身

 70gの板チョコ(ビター)  二枚
 70gの板チョコ(スイート) 一枚
 生クリーム          100cc
 グラニュー糖         20g 
 紅茶             10g
 ココア            適当


①、チョコレートを全て適当に砕き、電子レンジに入れても大丈夫な入れ物に入れる。(ちなみに自分はどんぶりを使いました。)
②、レンジで温め、大体三十秒毎にゴムベラでかき混ぜる。大分混ざってきたらグラニュー糖を投下。混ぜる。
③、その間、生クリームを軽く沸騰させる。沸騰したら紅茶の葉(葉が大きいものは少し刻んで小さくするとベスト)を投入し、色が出るまで弱火で煮立てる。なんかこう、水分を飛ばす感じで焦がさない程度に。鍋はどんなものでもいいです。(ちなみに自分はフライパンでやりました。)
④、チョコレートに生クリーム投入。混ぜろ混ぜろ。
⑤、粗熱をとったら冷蔵庫へドン。固まるまで待ちましょう。結構かかります。
⑥、スプーンで適当にすくいとり、丸める。直径二cm程度。この工程は手が暖かいとキビシイので、暖かい時期や場所、手が温まっている風呂上りなどで行ってはいけません。
⑧、ココアの上で転がしましょう。ココアは薄い目の方がいいです。
⑨、出来。



フォンダンショコラ・生地 5カップ(10カップ)分
ビターチョコ 70(140)g
ミルクチョコ 35(70)g
無塩バター  60(120)g
薄力粉    35(70)g
卵Mサイズ  2(4)個
ラニュー糖 35(70)g
ココア    大さじ半分(大さじ一杯)
ブランデー  適当


①、チョコレート、無塩バターを湯煎し溶かす。
②、グラニュー糖とブランデーを混ぜ、①に入れる。光沢が出るくらいにゴムベラで混ぜる。
③、白身を切るように卵を溶き、②に混ぜる。
④、薄力粉とココアをふるいにかけ、③に混ぜる。
⑤、三十分冷蔵庫で寝かせる。
⑥、紙コップを5(10)個用意して、生地の半分を出来るだけ均等に入れる。
⑦、上で作った中身をコップの中央に半分沈む程度に押し入れる。
⑧、残りの生地を紙コップに入れる。
⑨、オーブンレンジを200℃にまで温め、その後18分焼く。(ちなみにこれはうちの貧弱な500wレンジの時間なので、強力なレンジの場合はもっと短い時間でいいかもしれません。表面にしっかり火が通れば丁度くらいです。)そのまま、レンジの中で冷ましましょう。余熱でじっくり火を通します。
⑩、焼き立てで食べても構わないのですが、三層構造は冷えてからが一番綺麗なので。冷えてから型を外し、またオーブンで温めることをオススメします。レンジで温めると中に火が通って硬くなってしまうので注意。



注意点
・混ぜるときは、基本的にゴムベラでさっくり、空気を入れないように混ぜように。
・中身(トリュフ)は余っても気にしないで下さい。
・焼き立てを食べるより、冷えてから食べたほうがいいです。断面を楽しみましょう。
・膨らんでしまったら失敗です。



 以上。レシピ終了。
 超手間がかかります。焼時間については、オーブンによって癖があるので断言しかねます。まあ、焼き始めてから十分立ったら注意するくらいで。
 根気と時間は要りますが、レシピ自体はそこまで難しくないので。朝鮮するのも悪くないかもしれません。
 しかしバレンタインデーは終ったけどな!(まさに外道